大阪大学
大学院人間科学研究
科行動学系
人間科学部
行動学科目
学生生活
人間科学部行動学科目での学部生の生活
人間科学部では学部生は2年生秋・冬学期より各学科目に配属となります。行動学科目では2年生秋・冬学期にて特定の研究分野に配属されるのではなく、全員で行動学実験実習Ⅰを履修し、各研究室が提供する実習を経験していきます。これにより学生はさらに深い知識を身につけるとともに各研究分野でどのようなことを研究できるのかを学び、自分の興味・関心をよりはっきりとしたものにしていきます。そして2年生秋・冬学期が終了する時点で、研究分野に所属するかを決めることになります。
3年生以降は各研究分野にわかれます。講義や演習などはこれまで通り、他の学科目や他の研究分野に所属する学生と一緒に受講しますが、実験実習は各研究分野に分かれて受講します。学習する内容は研究分野によってかなり異なります。また、どのようにして勉強や研究を進めていくかも違いがあります。研究分野により雰囲気も異なりますし、またどのような行事(研究会、学外での活動、合宿、コンパなど)があるかという点でも違いがあります。
4年生では希望する進路によっても生活は違ってきます。就職希望の学生は就職活動を行います。就職活動の内容は行動学系に所属する学生だけにみられるような特徴的はあまりありません。大学院への進学を考える学生は、3年生の終わりごろから進学の意思をかため、9月に行われる大学院秋期入試のための準備を始めることが多いように思われます。また、大学院進学をより遅い時期に決めた場合には、2月に行われる大学院冬期入試に受験することができます。なお、行動学系の学生は実験や調査といった時間と労力を必要とする研究活動を行いながらの就職活動となるため、学業と就職活動を両立させるべく努力してこの時期を過ごします。
4年生になると、卒業論文作成に向けての研究活動が本格化します。この時期は大学にいる時間が必然的に長くなり、夜遅くまで研究室に残って研究を行うといったことも多くなってきます。満足のいく研究をするために貪欲に研究を積み重ねる人、計画通りに進まず苦労する人など、卒業研究の経験は一人ひとり違っています。しかし、苦労して卒業論文を完成させるという経験は、多くの人にとって重要な経験となって将来に残るものとなるでしょう。
大学院人間科学研究科行動学系での大学院生の生活
大学院での生活は当然ながら、研究することが生活の中心となります。といっても、具体的な生活は人それぞれで、研究室の中でひたすら実験を行う人、学外のフィールドで調査や観察を続ける人もいます。
また、大学院生と学部学生の大きな違いは、学外で何らかの形で自分自身の研究成果を発表することが求められる点です。具体的には、それぞれの専門領域の学会で発表したり、さらには論文を執筆して発表したりすることが求められます。国際的な論文誌に論文を投稿したり、海外で開催される国際学会で研究発表を行うことも珍しいことではありません。人間科学研究科では大学院生の論文発表や国内外の学会参加を支援するさまざまな仕組みがあり、多くの学生がこれを利用して活発に活動を展開しています。
博士前期課程の学生は修士論文、博士後期課程の学生は博士論文の提出を目指してそれぞれ研究を進めていきますが、大学院生は学部生とは異なり、自分自身で様々な研究活動を展開していくことが求められています。必然的に、大学院生はするべきことが非常に多く、多忙な毎日を送ることになります。しかしこれらの研究活動は「自分のやりたいこと」であり、それに没頭して毎日を過ごせるということはとても大きな喜びをもたらします。さらにはそれらの自分の研究活動によって新たな発見が得られた時、その成果を論文として世界に向けて発表できた時、発表した内容が評価された時のうれしさや達成感は格別なものです。
このように行動学系の大学院生は高いモチベーションを持ち、活発な研究活動を展開する学生生活を送っています。
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